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とりあえずかけそば一丁

アニメとか映画とか気になったものについて

マイベスト友達エピソード5選

ぎけんさん(@c_x)が企画されているので便乗しました。

つまらなかったらごめんなさい><

 

◆ マイベストエピソードとは?
「作品としてはベストに選ばないけど好きな話数」をコンセプトに、アニメ作品の好きな話数を選出し紹介する企画です。
※ コンセプトは強制ではありませんので気楽に考えてください
◆ マイベストエピソードのルール
・ 劇場版を除くすべてのアニメ作品の中から選出(配信系・OVA・18禁など)
・ 選ぶ話数は5~10個(最低5個、上限10個)
・ 1作品につき1話だけ
・ 順位はつけない
・ 自身のブログで更新OK(あとでこのブログにコピペさせていただきます)
・ 画像の有無は問わない
・ 締め切りは8月末まで

 

ということらしいです。(いちじろーさんのブログから孫コピペしました)

いちじろーさんの雨の日エピソードが面白かったので自分は友達に着目して5選しようと思います。

 

友達に着目した理由ですが、先日このような本を読んだのがきっかけでした。

『縁の切り方 絆と孤独を考える』 中川淳一郎著 小学館新書

https://www.amazon.co.jp/dp/B00QV5QFMA/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

自分は基本的には「ネット上でも他人とはなるべく仲良くしよう」と考えていたので、著者の「人生は有限、縁がある人間は山程いるんだから、必要なければさっさと切るべき」という考えは新鮮でした。

また、反省しているのですがちょっと前にSNSでやらかしてしまった後で、ネット上の人間関係、引いてはこれからの友達付き合いの在り方について考えていたところだったので、「他人の考えを変えることはできない。自分が変わるほうが余程楽」というのも心に刺さるものがありました。

 

余談ですが、先日Twitterのアカウントを削除した原因の大部分は時間のコントロールができていないことにあるのですが、この本に影響されてSNSの使い方を考えさせられたというのも少なからず影響しています。

 

というわけで、自分の交友関係を見つめ直すためにもこの機会に「友達・交友関係について考えるときに観たいアニメ」をまとめておくのは意味があると思い今PCの前に向かっている次第です。

 

前置きが長くなってしまいましたが、以下が本題です。友達にまつわるエピソードを5つ総評とコメント含めて紹介します。少し長めかもしれませんが最後まで読んで貰えると嬉しいです。

 

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!第9話 わたしたちのうた

脚本:金月龍之介 絵コンテ:平尾隆之 演出:三浦貴博 作画監督:古川英樹

 

「友達」をテーマにした作品として真っ先に思い浮かぶのがこの作品です。

2007年は僕が最もアニメを観ていた時期なのですが、その中でも一番思い入れのある作品です。それ故、どのエピソードも「ベストエピソード」と言ってしまいたくなるのですが、「友達」というテーマをストレートに打ち出したこのエピソードを選びました。

 

あらすじ

「友達から仲間へ」をテーマに、学園祭復活へ向けて奮闘する生徒会メンバーだったが、署名は一向に集まらず彼女らのやる気も徐々に下向きに。夏休み中は活気に溢れていた生徒会室も今ではみかんが一人で日誌をつけるだけの空間になってしまっていた。

そんな状態の中、PCの前で悶々としていたのが新聞部員の桃葉、彼女は

「嘘は書けねぇっすよ…」と一人ごちる。

生徒会のメンバーを助けてあげたいという気持ちはあるものの、新聞部員の矜持が提灯記事を書くことを許さないのだ。そこで、彼女は生徒会メンバーをもう一度奮い立たせるため、ある行動を取ることを決心する…

 

コメント

まなびストレート!って話の序盤は「友達から仲間へ」をテーマに友情の輪と仲間意識を大きく広げていく物語なんですけど、8話、9話で初めて彼女らは「別のコミュニティに対して干渉することの難しさ」を認識させられるんですよね。一緒にやったら絶対楽しいという自分の確信も揺らいでしまい、気づけば自分たちの輪も崩壊寸前になってしまう。そのときに桃葉がある仕掛けを使って「輪の原点」を気づかせてくれる。だからこの話は何回観ても感動して涙が溢れてしまいます。泣いた後で冷静になって、僕は「まなびたちのいる側」では決してなくて、多分新しい制服も校歌もなんとなく受け入れる方だと自覚して悲しくなったりもするんですけどね。

 

 

ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! 第16話 トーマの真相☆本当の仲間

脚本:土屋理敬 絵コンテ:佐藤順一 演出:奥野耕太 作画監督:若山政志

 

友達や仲間って言うのがテーマになったとき、必ず「同調圧力」というか「皆でこの目的を達成するのが本当の仲間!」とか「絆」みたいなのがどうしても雑音で紛れてくるんですよね。まなびストレート!はキャラクターの関係性が上手く働いているので「集団としての仲間」ってより「個々人が集まったら自然に輪になっていた」という感じで気にならない方だと思うんですけど、中には気になる人もいるかもしれません。

 

この「絆」の嫌な部分が結構出てしまいやすいのが朝の女児アニメ、というか主にプリキュアだと思うんですよね。僕は、全て観ているわけではないですが、巨悪に仲間で立ち向かったり、弱者を救ってあげたりする構図は「絆」的なものが強調されて見えるのかもしれません。

 

そんな「絆」「同調圧力」に対して、ユルさで全てをカバーしただけでなく、朝アニメでも類を見ない傑作に押し上げてしまったのがふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!という作品だと思います。

 

あらすじ

自分の過去を題材に演劇を行うことを提案するトーマ。彼は「友情が素晴らしいこと」を伝えたいと皆の前では言うが、本当のトーマの過去は友に裏切られたショックと憎しみに満ちていた。しかしながら、ふたご姫と練習を重ねる内に彼は、いつの間にか自然に笑えている自分に気づく。かつての憎しみを思い出すべく、本番で急に台本にない台詞、すなわち自分の本当の気持ちを語り始める彼だったが…

 

コメント

友達に裏切られたことがショックで前が向けなくなった人の話。この話の本当に素晴らしいところは、ふたご姫はトーマが立ち直るきっかけを与えただけに過ぎず、本当はトーマの周辺には彼を気遣ってくれる友達がいるんだということに彼自身が気づけるってところにあると思います。ハードな現実世界を生きていると嫌な人物と出会ったり、好意を抱いている人物と別れてしまったりすることもあると思うんですけど、そういうときに自然に寄り添ってくれるファインとレインに元気を貰いたいです。

 

 

たまこまーけっと 第11話 まさかあの娘がプリンセス

脚本:吉田玲子 絵コンテ:山田尚子 演出:北之原孝將 作画監督池田晶子

 

たまこまーけっとは歴代京アニ作品の中で最も好きな作品です。けいおん!も好きでしたが、空気感を継承しつつさらに昭和っぽさやホームドラマ、そういう暖かい雰囲気を作品に閉じ込めた、親子丼みたいな作品だと思っています(鳥だけにね)。

 

あらすじ

チョイから「あなたが王子のお妃様です」と告げられたことをきっかけに、たまこの周囲は大きく変化していく。たまこ本人は、そんなことお構いなしとこどもの頃から集めていた商店街のスタンプカードがいよいよ溜まることへ期待をふくらませているのだが…

 

コメント

この話、ベストに入れておいてなんですが、実は観るといつも背筋がゾワッとして嫌な気分になるんですよね。その理由は、前半のたまことその周りの人々の会話が全く成り立っていないからです。11話まで、基本的にたまこは周囲と良好な関係を気づいているのですが、この話で描かれるディスコミュニケーションによって、今までの人間関係はあくまで商店街の集団から奉られている非対称な関係であったことが暴露され、更にその非対称性は友達の輪にまで及ぶのが見えてしまうんですよね。

このような関係性が変わってしまうことの不安感って同監督作品であるけいおん!の番外編「冬の日」などでも描かれているのですが(冬の日は普段の関係と異なる状態に置かれていることによる不安)、初めて見せるたまこの苛々した感情を含め見事に描き切っているのがこの11話だと思うので選出しました。

実際の友人関係、人間関係でも、ふとしたきっかけでコミュニケーションのバランスが崩れたりすると思うんですよ。そういう人と付き合うことで必然的に生まれる怖さを忘れないでいきたいですね。

 

 

ジュエルペットてぃんくる☆ 第42話 グランプリ開幕でドッキ☆ドキ!

脚本:中村誠 絵コンテ:石踊宏 演出:徐恵眞 作画監督:烏宏明、金城美保、野道佳代、仁井宏隆

 

ジュエルペットてぃんくる☆が神作品であることは最早周知の事実ですが、その中でどれを選ぶかは迷います。オールタイム・ベストを選ぶのなら第1話「ルビーとあかりでドッキ☆ドキ!」、第17話「虹のシュートでドッキ☆ドキ!」、第33話「夢に向かってドッキ☆ドキ!」、第9話、第52話、第30話…とやっぱりキリがないんですけど、友達という観点で悩んだ末、こちらを選出しました。

 

あらすじ

ジュエルスターグランプリがいよいよ開幕を告げ、魔法学校の面々が闘志に燃える中、ミリアは一人だけ浮かない顔だった。なぜなら彼女だけジュエルスターが11個しか集まっていなかったからだった。グランプリ会場では不安を見せないように明るく振る舞うミリアだったが…

 

コメント

出会った頃は自己中心的でわがままばかりだったミリアも物語を経てあかりや沙羅と出会い、成長して大人になりました。そんな彼女が友達を敬い、信じて送り出す姿には涙が溢れてきます。ミリア自身の成長物語としても十分に楽しめるこの42話ですが、「友達」という観点で考えると「今まで一緒に頑張ってきた仲間を送り出す姿」に友達として取るべき理想の姿が見られます。何で理想の姿かと言うと、上述したように「同調圧力」や「絆」の引力って1対1だと「共依存」になってしまう危険性があると思っていて、例えば「応援することによって自己満足を得る」的な悪質な関係に陥りやすいと思うんですよ。

ミリアが素晴らしいのは、自分自身はゲートの外で一歩引いて、アイテムを託すことで信頼を示していることなんですよね。自分の悲しみを他者に背負わせない、そういう強さを僕も身に着けたいと思います。

 

 

電脳コイル 第26話 ヤサコとイサコ

脚本:磯光雄 絵コンテ:磯光雄 演出:安川勝、木村延景 作画監督井上俊之

 

友達をテーマって考えたときに、まなびストレート!の次に思い浮かんだのがこの作品でした。SF、アクション、青春、そしてファンタジーと色々な切り口で楽しめると思うんですけど、ヤサコとイサコという対照的な2人の関係というのは物語全体を通して描かれ続けるので物語を理解する上で重要な切り口だと思います。

 

あらすじ

この作品はネタバレしない方が楽しめると思うので割愛します。

 

コメント

今まで4作品通じて、様々な友人関係を見てきたと思うんですけど、ヤサコとイサコの関係って今までのどれよりもきっと強固で長続きしていくと思うんですよね。人生の岐路に立ったとき、迷ったとき、悩んだとき、逢いたくなる相手、それがこの2人の関係だと思います。やっぱり、心の闇を共有できたからこそなのかなと思います。

人生にこういう関係の人が一人でもいれば、もっと充実したものになるのかなと思います。

 

 

まとめ

こんな感じの5選になりました。なんだかんだ誰が観ても面白い話を選んでしまったかなぁという気持ちが強いですね。電脳コイルは自分の中でまだまとまってない部分がとても多いのでもう1,2回見直して改めて感想をしっかり書きたいなと思います。

 

とにかく最後まで読んでくださった方々、企画してくださったぎけんさん、ありがとうございました。